映画『Caravan to the Future』上映会&デコート豊崎アリサさんサイン会

安房地域の新しい文化ハブとして生まれ変わった館山駅前のビル「YANE TATEYAMA」にオープンした書店「北条文庫」が初のインストアイベントを開催。

開催日時

2024年3月21日(木)
18:00受付開始
18:30上映開始(上映後トークショー&サイン会)
※駐車場あり

参加費

2,000円(要予約/先着20名)

会場

YANE TATEYAMA 1階「北条文庫」(千葉・館山市)


「郷土史とアート」「旅」をテーマに新旧・国内外の書籍を扱う千葉県館山市の書店・北条文庫のインストアイベント。初回となる今回は、『トゥアレグ 自由への帰路』(イーストプレス刊)の著者であり、ジャーナリスト・写真家・ドキュメンタリー作家としてフランス・アフリカ・日本を常に移動しながら活動を展開するデコート豊崎アリサさんをお迎えし、本の販売とサイン会を開催します。併せて、著者によるドキュメンタリー作品『Caravan to the Future』の上映会も同時開催。砂漠の民トゥアレグの世界に触れる貴重な機会をお見逃しなく!




■ トーク出演
デコート豊崎アリサ(聞き手:倉持政晴/区区往来)

■ 上映作品
『Caravan to the Future』(2016年製作/60分/フランス)



Caravan to the Future』

監督・撮影:デコート豊崎アリサ
製作:SAHARA-ELIKI
編集:ヴァネサ・ザムベルナルディ
日本語字幕編集:黒川貴
(2016年製作/60分/フランス)


ニジェール北部、アイール山脈。トゥアレグ族のキャンプ地では塩キャラバンの一隊が旅の準備をしている。テネレ砂漠を横切ってビルマ・オアシスを目指し、更にそこからナイジェリアのカノにたどり着くまでの準備を。その中に一人の外国人女性がいる。千年も昔より続けられている、サハラ砂漠の果てからブラック・アフリカの入り口までの三角点を巡るこの商いを体験し、伝えるために彼女はこの旅に同行しているのだ。キャラバンの経済効果は? その社会的な役割とは? トラックではなくラクダによる物資の運送にはどのような長所があるのだろうか? 四ヶ月にもわたる長い旅の中で彼女は気づいた。彼らは時代遅れの失われつつあるキャラバンではなく、未来に向かい希望をもたらすキャラバンなのだということを──。

フランス・アフリカ・日本を舞台に活躍するジャーナリストのデコート豊崎アリサの初監督作品。1000年も前からサハラ砂漠で続けられているトゥアレグ族の「塩キャラバン」の4ヶ月間にわたる過酷な旅に密着取材し、ソーラーパネル発電エネルギーのみを利用してキャラバン隊の営みとその自給自足の仕組みを撮影・記録したドキュメンタリー映画。



デコート豊崎アリサ

ジャーナリスト、写真家、ドキュメンタリー作家。アフリカ大陸サハラ砂漠西部に生きる遊牧民・トゥアレグ族を支援する団体「サハラ・エリキ」代表。父はフランス人、母は日本人。幼少期より冒険家の父親とともにアフリカ大陸をはじめとした各地を旅する。2016年にサハラ砂漠の交易路を4か月かけて横断する塩キャラバンの日常を追った映画「Caravan to the Future」を発表。本作はアフリカ、ニジェール北部のアイール山脈からテフレ砂漠を横切り、ナイジェリアを目指すトゥアレグ族のキャラバン隊の過酷な旅に同行したデコード豊崎によるドキュメンタリーフィルムである。2022年には著書「トゥアレグ 自由への帰路」を上梓。日本、フランス、アフリカと3つの拠点を往来し20年以上にわたる取材をから見えてきたトゥアレグの実態と魅力、「本当の自由」を伝える著作である。





□協力
区区往来

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